(21日、プロ野球交流戦 阪神タイガース3―0福岡ソフトバンクホークス)
高校時代にアルプス席から憧れのまなざしを向けていたマウンドが、プロ初登板の舞台になった。
20日に支配下選手契約を結んだばかりのソフトバンクの川口冬弥(25)が21日、阪神甲子園球場で行われた阪神戦の六回に2番手として登板し、1軍デビューを果たした。
支配下登録にともない、背番号は「95」になったが、ユニホームが間に合わず、19日まで背負った育成時代の「132」でマウンドへ。奈良県出身の右腕に阪神ファンからも温かい拍手が送られた。
「高校の時はアルプススタン…