ロンドン近郊の英軍司令部で20日、ウクライナの和平に向けた「有志連合」の軍幹部らが集う非公開会合があった。主催した英国の首相官邸によると、スターマー首相は会合後、「計画はまとまりつつある」と語った。
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有志連合構想は英仏が主導し、ウクライナがいかにして持続的な安全を確保できるか、道筋を探っている。首相官邸によると、30カ国以上が参加する見込みで、そのうち「相当数」が派兵する見通しという。
スターマー氏は20日の会合後、「ウクライナに真の平和が訪れるのは、(ロシアとの)合意が成立したとして、それが守られることを確実にする安全保障体制が整っている場合だけだ」と強調。「我々には確かに知っていることが一つある。裏付けのない合意は、プーチン(ロシア大統領)が破るものになるということだ」と訴えた。
首脳級会合「27日にパリで」
英紙サンデー・タイムズの1…