オリオールズの菅野は25日、レッドソックス戦に先発、一発に沈み、6回6安打4失点で6敗目(10勝)を喫した。

 前回登板と同じ相手の打線との顔合わせ。19日は5回1失点だったが、今回は先頭打者本塁打。カウント2―2から高めの速球を右中間へ運ばれた。

 その後も毎回走者を許しながらなんとかしのぐと、味方が逆転。ところが3―1で迎えた五回は連打でピンチを招き、1死一、二塁から3番のデュランに低めのスプリットを捉えられた。中越えへの3ランとなり「投げたところに悔いはない。その前の打席を生かした配球をすれば良かったかなという反省点はある」と話した。

 17日にメジャーデビューしたばかりの21歳の捕手バサロと初めてバッテリーを組み、呼吸を合わせるのも難しかったはず。それでも「かなり密にミーティングをした。分からないことばかりだと思うが、ベストを尽くしてやってくれた」とかばった。

 前回2三振に封じた吉田に四球と安打を許したことには「いい勝負ができている」。前向きな姿勢を崩さなかった。(ボルティモア共同)

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