京急空港線=2025年1月17日午前11時14分、京急蒲田駅、木佐貫将司撮影

 国土交通省は4日、東京都大田区の東急蒲田駅と約800メートル離れた京急蒲田駅に線路を通す「新空港線」(通称・蒲蒲線)の営業構想と整備構想を認定したと発表した。開通すれば二つの蒲田駅がつながり、最終的に羽田空港から渋谷方面へ乗り換えずに行けることを目指す。

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 全ての整備にかかる期間は「2025年度下期~41年度末」としている。東急電鉄によると、蒲蒲線の整備で中目黒駅―京急蒲田駅付近は約13分、自由が丘駅―京急蒲田駅付近は約22分、時間を短縮できるという。事業をともに進める大田区の担当者は「早期の実現に向け、手続きが順調に進んでいる。30年代の開業を目指し、区も連携して事業を進めたい」と話した。

 東急電鉄が営業構想を、同社と区が出資する第三セクター「羽田エアポートライン」が整備構想を、それぞれ1月に同省に申請していた。二つの構想が認定されたことで、今後は2社が協議した上で「速達性向上計画」を同省に提出。計画が認定されれば、都市計画決定や環境評価など整備の手続きを経て工事が始まる予定だ。

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