スイス発のパズル「CUBORO(キュボロ)」を作る会社の社長が大阪・関西万博にあわせて来日し、CUBOROで遊ぶのが大好きだった将棋の藤井聡太名人・竜王(23)と念願の面会を果たした。この木のおもちゃが日本で知られるようになったのは2005年の愛知万博(愛・地球博)がきっかけ。万博の縁が20年の時を経て、日本の将棋とスイスのパズルをつないだ。
「日本のスターを育てたおもちゃを作ったことは、大きな喜びです」
Cuboro社の社長、セバスチャン・エッターさん(37)は7月26日、万博会場のスイスパビリオンで藤井名人を笑顔で出迎えた。手紙での交流はあったが、実際に会うのは初めてだった。藤井名人は「小さいころCUBOROで遊んだことで、多くを学んだ」と語ったという。
スイスの銘品、でもビー玉だけは
CUBOROはセバスチャン…