衆院東京15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙(いずれも28日投開票)について、朝日新聞社は20、21の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。島根1区は立憲の候補者がやや優位に立つ。東京15区は立憲の候補者がわずかにリードするが、維新、諸派、無所属の計4人との混戦模様となっている。
いずれの選挙も有権者の4~6割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。
投票態度を明らかにした人を分析すると、自民党の細田博之前衆院議長の死去に伴う島根1区補選は、立憲前職の亀井亜紀子氏が立憲支持層をほぼまとめ、無党派層の7割弱から支持を得る。自民新顔の錦織功政氏=公明推薦=は、自民支持層の8割を固めたが、亀井氏に食い込まれている。
■衆院東京15区補選 5氏が…