自分の声が無断で利用され、AIの技術で勝手にしゃべらされる。知らない曲を歌い、ときに卑猥(ひわい)な言葉まで言わされる。そんな「声」の無断利用が問題となる中、新法や法改正の動きは鈍い。昨年の政府の知的財産推進計画では「必要に応じ、見直しの検討」をするとしていたが、今年6月に発表された計画からはその…