能登半島地震の被災地で入浴支援を担ってきた北海道の陸上自衛隊員のうち、最後まで活動していた約50人が9日夜、北海道恵庭市の島松駐屯地に戻った。北海道からは地震発生直後から3カ月間、延べ約600人が派遣され、石川県内の3カ所に野外入浴施設を設置。延べ約3万人が利用したという。

 被災地には他の地域からも入浴支援隊が派遣されており、今後も活動は続けられる。(岡田昇)

能登半島地震の被災地から島松駐屯地に戻った陸上自衛隊の車両=2024年4月9日午後11時26分、北海道恵庭市
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被災地から帰隊した隊員らに訓示する北部方面後方支援隊長の小薗井明裕1佐(左)=2024年4月9日午後11時43分、北海道恵庭市

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