裸の子どもの画像などが第三者に悪用されることを防ぐため、こども家庭庁と文部科学省は7日、全国の保育園や幼稚園などに対し、ホームページなどに園児の性的な部位が写った画像などを掲載しないよう、注意を呼びかける通知を出した。
通知では、「こどもの性的な部位を含む画像等を、不特定・多数の者が閲覧可能な状態にすることは、こどもの権利を守る観点から問題である」と指摘。すでにホームページなどに掲載されている場合は、至急削除するよう求めた。
同庁の担当者によると、保育園などがホームページに掲載した裸の園児の画像が、第三者によってポルノサイトに転載されるなどの被害が相次いでいるとの報道を受け、注意喚起のために通知を発出したという。(川野由起)