「枝豆と青じそのジェノベーゼソース」を開発した(左から)田中裕之さん、田中大介さん、田中秀和さん=2024年12月9日、千葉県船橋市、若井琢水撮影

 千葉県船橋市の枝豆農家らが、売り物にならない枝豆などを活用したジェノベーゼソースを開発した。「西船橋産 葉付き枝豆」はブランド化されているが、市場環境の変化で価格が低迷。現状を打開しようと、「3人の田中さん」が加工品づくりに奮闘している。

 食品加工会社の協力で完成したのは「枝豆と青じそのジェノベーゼソース」。口にすると、枝豆の風味の後に、青じそのさわやかな香りが広がる。パスタソースやドレッシングなどに使えるといい、販売価格は税込み700円(JAいちかわ各支店では同660円)。JAちば東葛の直売所「ふなっこ畑」(同市)や田中農園の通販サイトなどで購入できる。

 開発したのは、いずれも枝豆…

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