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【動画】東京都議選の読み上げ対応選挙公報をスクリーンリーダーで読み上げてみた

 候補者の経歴や主張が書かれ、国政選挙では必ず配られる「選挙公報」。各地の選挙管理委員会のホームページには、視覚障害のある人らが、読み上げソフトを使って内容を把握できるタイプも掲載される。しかし実際には、十分にその役割を果たせていない実態があることがわかった。

2019年から始まった読み上げ対応

 選挙公報は、公職選挙法に基づいて、国政選挙の場合、各都道府県選管が発行する。候補者が提出した内容のまま、候補者の名前や経歴、主張、写真も載せることになっている。

 2011年には、PDF化した選挙公報をインターネットで紹介できるようになった。しかし、視覚障害者がインターネットを使う際に用いるソフト「スクリーンリーダー」では、正確に読み上げられない問題が指摘された。

 このソフトはページに表示さ…

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