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記者会見する月刊「ムー」の三上丈晴編集長(左)と「地球の歩き方」の新井邦弘社長(中)=東京都内
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 UFO、オカルト、都市伝説などあやしい話でおなじみの月刊誌「ムー」が、地方活性化に乗り出している。全国各地に散らばる「あやしい」スポットをたずね歩く「ムー旅」を提唱。全国の「観光資源」を生かすべく、連携して地域を盛り上げてくれる人たちを募っている。

  • 「ネタはもう尽きています」 日本一あやしい「ムー」の愛される極意

 「ムー」の三上丈晴編集長と観光ガイドブック「地球の歩き方」の新井邦弘社長は18日、東京都内で記者会見を開き、「日本不思議再興計画」をぶち上げた。

 計画第1弾は、青森県新郷村へのツアーだ。新郷村と言えば、日本有数の不思議スポット「キリストの墓」があるところ。同村ふるさと活性化公社の角岸秀伸事務局長によると、キリストの墓には、遠くイタリアやドイツから「聖地巡礼」に訪れる人がいるほどの人気ぶりだという。

 ツアーでは、キリストの墓や近くの大石神ピラミッドなどのミステリースポットを巡る。村にあるキャンプ場で、UFO召喚儀式を開く「ミステリーキャンプ」も検討している。

 新郷村だけではない。三上編集長は「東北には正史に載らない伝承伝説が多く残る。青森の観光大使を務めたいくらいだ」とまで話している。

 「ムー」はこれまでも、地方…

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