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試合後、インタビューに応じる新居浜商の伊藤優芽虎主将=2025年7月15日午前10時21分、今治市営、堀江泰史撮影
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 (15日、第107回全国高校野球選手権愛媛大会1回戦 新居浜商8―9内子 継続試合タイブレークで内子が逆転サヨナラ勝ち)

 14日に雨で継続試合になっていた新居浜商―内子は、15日に十回裏から再開。この時点で新居浜商は2点リードしていたが、内子に3点を奪われてサヨナラ負けを喫した。

 最後は左翼を守っていた伊藤優芽虎(ゆめと)主将(3年)のところに三塁への悪送球の球が転がってきたが、バックホームは間に合わなかった。

 伊藤主将は2年の秋、新チーム発足の時に主将を志願した。今月11日の大会の開会式では、選手宣誓の大役を担った。試合後に「何があるかわからないと思っていたが、内子が一つ上回っていた。勝つことだけでなく、社会に出たときに自立できるように人間として成長することも目標だったので、達成感があります」と話した。

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 降雨による37分間の中断をはさんで2日間で計3時間44分の熱戦。坂井昭太監督は「チームのため、嫌がられることを仲間に言える責任感のある主将だった。ここまでよく引っ張ってくれた」とたたえた。

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