横行する外国人観光客向けの「白タク」について、観光地などで取り締まりをしてその場で検挙する警察の新たな捜査手法が成果を上げている。これまでは無許可であることを確認するのに時間がかかっていたが、警察と国土交通省が連携することで、スピードアップにつながった。
外国人観光客でにぎわう神奈川県鎌倉市で今月1日午前、県警の捜査員10人が白タクの取り締まりをした。
取り締まり開始から40分ほど。鶴岡八幡宮の参道近くに白ナンバーの高級ミニバンが止まった。
車から降りてきたのは中国人の2家族4人。捜査員が声をかけ、乗客と、同じく中国人の運転手に別々に事情聴取を始めた。
県警によると、運転していた…