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表彰を喜ぶ北川裕之市長(左端)と錦生赤目小学校や地域の関係者=三重県名張市役所

 三重県名張市赤目町檀の錦生(にしきお)赤目小学校(154人)と同校学校運営協議会の活動が、2024年度の文部科学大臣表彰を受けた。子どもの主体性を育てようと、地域と一体となった協働の取り組みが評価された。

 同市は16~20年、小中学校計19校に学校運営協議会を設け、地域と一体的に課題解決に取り組むコミュニティ・スクールと位置づけている。同様の表彰を受けるのは市内のコミュニティ・スクールで4校目。

 同校は18年にコミュニティ・スクールになり、ボランティアが登下校の指導や本の読み聞かせ、学習補助やあいさつ運動に取り組み、児童は夏祭りやフェスなどに積極的に参加している。林辰久校長(60)は「表彰は皆さんのお陰。自信と誇りを持ち、今後も発展させたい」、藤村純子・同校学校運営協議会長(77)は「子どもの成長が私たちの元気の源」と話した。

 24年度は四日市市立神前小学校も含め、全国で107の活動が表彰された。

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