――小渕政権で宮沢氏が蔵相に就任。そのもとで大臣から格下の政務次官へという異例の人事を引き受けました。

 「宮沢さんからの電話で『大蔵大臣を引き受けることにした。ついては君付いてきてくれ』と。総理を辞めた人が蔵相になる決断をされた以上は、付いてこいって言うならもう、いやも応もない感じですかね」

1998年7月28日、宮沢氏が長野・軽井沢の別荘から、谷垣禎一・科学技術庁長官に電話した記録
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 ――当時は長銀の問題が最初の大きな課題でした。さらに自由党や公明党との連立に動いていく時期です。

 「最初の会議で『長銀の資金…

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