第106回全国高校野球選手権愛知大会 東邦―中京大中京 優勝して甲子園出場を喜ぶ中京大中京の選手たち=2024年7月28日、岡崎レッドダイヤモンド、溝脇正撮影

 第107回全国高校野球選手権愛知大会(前年優勝校 中京大中京 前年参加チーム数173)

 好投手がひしめき、混戦が予想される。春の県大会を制した豊川は最速152キロの中西浩平、最速148キロの平野将馬の両右腕を柱に初優勝を狙う。選抜大会出場の至学館は投手陣が厚みを増し、小技を絡めた攻撃にもそつがない。

  • 無名の公立で150キロ左腕に 芹沢大地の「想像できなかった」開花

 昨夏代表の中京大中京は村上颯、牧村典明らが打撃好調。東邦はエース久田泰心に次ぐ投手陣を整備できるか。春の県大会でノーヒットノーランを達成した杜若(とじゃく)の長塚陽大にも注目が集まる。愛工大名電と享栄はノーシードから巻き返しを図る。

 公立では150キロ左腕・芹沢大地を擁する高蔵寺に加え、春8強の西尾東と三好に力がある。

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