豊橋鉄道（愛知県豊橋市）は30日から、昭和20～40年代に市内線を走っていた深緑とクリーム色の路面電車「モ3203号」のデザインを復刻したラッピング車両を運行する。6月8日まで（2日を除く）。
期間中は「市内線1日フリー乗車券」か「いこまい豊橋 電車・バス1日フリー乗車券」を購入すると、市内線営業所の「カプセル式ガチャ」で路面電車がデザインされた缶バッジ（全5種類）がもらえる。バッジは計約250個限定で、1人1日1個となっている。
同社は「今年7月に開業100周年を迎える市内線の歴史や歩みを感じていただきたい」と話している。
また6月13日からは、恒例の夏のイベント電車「納涼ビール電車」の運行を市内線で始める。毎週水、金、土、日曜日と祝日に9月21日まで運行。料金は1人5200円（税込み）で、ビールの飲み放題におつまみ弁当付き。飲食物の持ち込みは自由。乗客14人以上で運行する。
5月30日午前9時半から豊鉄観光サービスエモア旅行センターの電話（0532・54・5691）かネットで、6月分の予約を受け付ける。
また、昨年度から運行を始めたノンアルコール便「ビールが出ない！？納涼ビール電車」は今年も運行。弁当とお茶付きで、料金は4200円（同）。同伴者のアルコール類の持ち込みは可能。
詳細は豊橋鉄道のホームページ。問い合わせは同社（0532・53・2136）。
