ロシア軍による攻撃を受け、燃える赤十字国際委員会のトラック=ゼレンスキー大統領の2024年9月12日のSNS投稿から

 ウクライナ東部ドネツク州のビロリュビウカ村で12日、ロシア軍による砲撃があった。検察などによると、赤十字国際委員会(ICRC)のスタッフ3人が死亡し、2人が負傷したという。

 ウクライナ議会が任命する人権オンブズマン、ドミトロ・ルビネツィ氏や検察によると、ICRCは住民に暖房用の練炭を届けようと村を訪問。支援物資を降ろしていた際に砲撃を受けたという。

 ICRCもウクライナ側の発表に続き、5人が死傷したと明らかにした。スポリアリッチ総裁は声明で「最も強い言葉で非難する。支援物資の配布場所を襲うのは、言語道断だ」と述べた。

 ゼレンスキー大統領は12日、SNSにICRCのトラックが炎上する写真を載せて、「新たな戦争犯罪だ」と非難。「この戦争では、すべてがはっきりしている。ロシアは悪の種をまき、ウクライナは命を守っている」と投稿した。

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