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日米関税交渉

 5回目の日米関税交渉に臨むため、赤沢亮正経済再生相が5日午前、米ワシントンに向けて出発した。赤沢氏の訪米は3週連続。6月中旬に予定する日米首脳会談を視野に、合意への道筋をつけられるかが焦点となる。

 赤沢氏は出発前、記者団の取材に対し、「引き続き我が国としては米国の一連の関税措置について見直しを求めていく」と述べた。

 前回の協議で赤沢氏は、ベッセント財務長官とラトニック商務長官と約130分にわたって会談した。内容は明らかにしなかったものの「合意に向けた議論が進展している」と述べていた。複数の関係者によると赤沢氏とベッセント氏は、電話での協議も重ねているという。

 日本側は、6月15~17日…

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