訪米中の赤沢亮正経済再生相が、現地時間22日にホワイトハウスでトランプ大統領との会談に臨んだことがわかった。関税交渉の期限が8月1日に迫るなか、合意に向けて、日本の提案をトランプ氏に直接説明する狙いがあるとみられる。
赤沢氏は8回目の関税交渉のため、21日に米ワシントンに到着。自動車関税の見直しなどを求め、ラトニック商務長官と2時間以上にわたって協議した。22日にはベッセント財務長官らとも協議したとみられる。
トランプ氏は8月1日から「相互関税」を全面発動し、日本には25%を課すと通告している。赤沢氏は米ワシントン到着時、「8月1日という一定の節目にむけて、日米双方の利益になるような合意を成立させるという思いは共通している」と語っていた。
一方、米メディアによると米…