子供たちに身近な動植物や自然現象を撮影してもらう「第27回科学写真展」(朝日新聞甲府総局など後援)が、30日から甲府市愛宕町の山梨県立科学館で始まる。県内の小中高生の応募作計2559点が12月8日まで展示される。

 同展は写真撮影を通じて、科学的な事象についての興味や関心を高めてもらうのが狙い。同館によると、年々、スマートフォンによる撮影が増えているという。

 各賞が決まり、朝日新聞社賞には、小学生の部は山梨市立笛川小2年、広瀬凛さんの「月下び人」、中学生の部は同市立山梨南中1年、岡愛梨さんの「虹色の泡」、高校生の部は甲府工1年、斎藤七海さんの「パシフィックシーネットル」が選ばれた。同館で12月14日に表彰式が開かれる。

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