23日午前7時55分ごろ、松山市安城寺町のJR予讃線安城寺踏切(遮断機、警報機つき)で、車いすに乗った女性が、松山発伊予西条行きの普通列車(2両編成、乗員乗客約50人)にはねられ、死亡した。乗客らにけがはなかった。
松山西署によると、死亡したのは同市太山寺町の石川水緒(みお)さん(41)。運転士は「急ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。署が事故当時の状況などを詳しく調べている。
安城寺踏切は、建物が点在し、田畑に囲まれた場所にある。JR四国によると、踏切は幅4メートル。予讃線は伊予北条―松山間で列車の運転を見合わせたが、午前10時17分に再開した。