JR東日本のロゴ 鉄道車両の車輪に車軸をはめ込む「輪軸組み立て作業」で不正があった問題で、JR東日本は9日、鉄道事業本部長を務める渡利千春副社長を譴責(けんせき)処分とし、発表した。また、子会社の「総合車両製作所」は西山隆雄会長ら3人について、1カ月の報酬30%返上などの処分とした。 JR東では、首都圏の電車をメンテナンスする東京総合車両センターで、圧入力値の改ざんを続けていたことが2017年に社内調査で判明していたが、公表していなかった。総合車両製作所は他の鉄道事業者に納入した輪軸でデータの改ざんがあった。