イスラエルとパレスチナ自治区ガザの境界付近で2024年4月10日、カメラに向かってポーズをとるイスラエル軍の兵士=ロイター
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 在シリアのイラン大使館がイスラエルによるとみられる空爆を受けた事件をめぐり、米ウォールストリート・ジャーナルは11日、情報筋の話として、イスラエルが2日以内のイランからの国土への攻撃に備えている、と報じた。報復を訴えるイランに対し、欧州諸国が「自制」を求めるなか、イスラエル側は応戦の構えを示している。

 報道によると、イランはイスラエル南部もしくは北部への攻撃を計画。イラン側の情報筋の話として、攻撃計画は協議されているが、最終的な決定はなされていないと伝えた。

 イランのアブドラヒアン外相は11日、ドイツ、英国、豪州の各外相との電話協議に応じたとSNSに投稿した。報復の理由とする空爆について「イスラエルのテロ犯罪を非難する立場を明確に示すよう、3カ国に要請した」と記した。

「国連安保理が非難していれば・・・・・・」

 ロイター通信によると、英国…

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