愛知県警西枇杷島署=同県清須市

 愛知県清須市西市場3丁目の集合住宅の一室で、薬物事件の家宅捜索中に立ち会っていた男が逃走した事案で、県警西枇杷島署は2日、この男を麻薬特例法違反の疑いで逮捕し、発表した。男は同日、自ら署に出頭したという。

 逮捕されたのは、この部屋に住む自称自営業の男(40)。

 署によると、男の逮捕容疑は、1月24日ごろ、同県一宮市内で、他人から覚醒剤のようなものを若干量譲り受けたというもの。男は黙秘しているという。

 同署員らが5月27日、この事件の関係先として、集合住宅4階にある男の自宅を捜索していたところ、立ち会っていた男はベランダの窓から逃走した。

 県警が捜査員110人態勢で行方を追っていたところ、逃走から6日後の2日、男から署に「出頭したい」と電話があった。県警は出頭した男を、同日午後5時20分ごろ逮捕したという。

 県警は逃走中の潜伏先や出頭に至った経緯についても調べる方針。

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