厳しい暑さが続く東京都内。30日も大田区の羽田で7月の観測史上最高を更新する37・7度を記録するなど、連日厳しい暑さが続いている。熱中症対策のため、自治体は冷房がある休憩スペースの活用を呼びかけるほか、一人暮らしの高齢者宅を訪問するなど地球沸騰とも呼ばれる暑さの対策に追われる。
- 「避難」で熱中症防ぐ 自治体のクーリングシェルター指定続々
「熱中症特別警戒アラート」が環境省から出された際に備えるクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)は、市区町村が役所や体育館のほか、民間施設の指定を進めている。基本的に屋内施設で、適当な冷房を有することが要件となる。
東京のシンボル・東京タワー(港区)は今月から、区内初の民間クーリングシェルターに指定された。気温が上がった7月中旬の週末、タワーの商業施設では、エアコンの利く中で多くの観光客が涼んでいた。
港区の担当者は「涼しい建物にふらっと入れる安心感を」
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