夏の甲子園初出場を決めて喜ぶ札幌日大のメンバー=2024年7月21日午後0時9分、エスコンフィールド北海道、角野貴之撮影

 第107回全国高校野球選手権南北海道大会(前年優勝校 札幌日大 前年参加チーム数96)

 北海、東海大札幌、札幌日大の、三つどもえになりそうだが、北海は春季大会で2校を破り3連覇。一歩、抜け出たか。

 全国最多、選手権40回出場の北海は2年生が主力。伝統の堅守と、攻撃では得点をもぎ取る力がある。

 東海大札幌は、選抜枠で道大会に出場。甲子園で2試合連続2桁安打を記録した打線が沈黙する場面も。夏までに、上向かせられるか。

 札幌日大は、初出場だった昨夏に続く出場をめざす。U18の日本代表候補強化合宿に呼ばれた窪田洋祐(3年)は身体能力が高く、投打にスケールが大きい。

 3校を追うのは苫小牧中央や駒大苫小牧などの室蘭勢。春の道大会で北照を破った町立の知内にも注目だ。札幌私学の立命館慶祥、札幌光星、札幌大谷も地力がある。

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