大阪の運送会社が、トラックの荷台の後ろ側にデジタル広告を表示する仕組みをつくった。運送業界が深刻な運転手不足に陥るなか、広告収益で運転手の待遇改善につなげつつ、社会貢献に取り組む団体の情報を無料で流すことなどにも活用していきたいという。
縦86センチ、横64センチのデジタル広告用のディスプレーが取り付けられたのは、大阪府四條畷市の運送会社「福間運輸」のトラック。荷室の後ろ扉の上部に2枚あり、鮮明な画面は25メートルほど後方や斜めからでも見える。5G回線に接続しており、遠隔操作で内容を変えられるという。
4月から10台が、自治体や企業、スポーツチームなどの広報や広告を流しながら全国を走っている。
トラックのあり方に一石を
広告事業を手がけるのは大阪…