第107回全国高校野球選手権大会が5日に開幕するのを前に、大会を主催する朝日新聞社と日本高校野球連盟は4日、選手や審判、スタッフら大会関係者に対する誹謗(ひぼう)中傷や差別的な言動などを慎むよう表明した。
表明では、近年のスポーツ大会で誹謗中傷や差別的な言動などが特にSNS上で確認されており、大会関係者の名誉や尊厳を傷つけるとして「決して看過できない」と強調。大会は全国の高校球児たちのかけがえのない舞台であり、「くれぐれも慎んでいただきますようお願い申し上げます」とした。誹謗中傷などがあった場合は、法的措置を含めて毅然(きぜん)とした対応を取るという。