第107回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールであり、5日の開会式での選手宣誓役は智弁和歌山の山田希翔主将（3年）に決まった。
智弁和歌山の選手宣誓は2年連続で、和歌山勢は今春の市和歌山に続き3季連続となる。同一校による2年連続は第18回（1932年）、第19回の中京商（愛知=現中京大中京）に続き2回目だ。
立候補した18人の主将による抽選で「これが当たりっぽいな」と選んだ封筒で大役を引き当てた。決まった瞬間、驚いた表情で右腕をあげて「高校野球ファンだけでなく、見て下さる方々の思い出に残る宣誓にしたい」と意気込んだ。
中谷仁監督は「まさか和歌山勢の3季連続を引き当てるとは。山田が持ってるんじゃないですかね」。
昨夏は先輩が宣誓する姿を見て「すごいな、と思った」と山田希主将。どんな言葉を盛り込むかなどは、これから考えるという。
「宣誓は2日後と期間も短いので、頑張って覚えたい」
