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昨夏の茨城大会で優勝を決め、マウンドに駆け寄る霞ケ浦の選手たち=2024年7月27日、ノーブルスタ水戸

 第107回全国高校野球選手権茨城大会(前年優勝校 霞ケ浦 前年参加チーム数88)

 春の県大会を制した常総学院が総合力で一歩リードする。昨秋の県王者つくば秀英などが追いかける。

 常総学院のエース小澤頼人は最速145キロの直球と変化球でコーナーを突く。昨秋はベンチ外だった選手たちが攻守で活躍するなど層も厚くなり、9年ぶりの夏の甲子園を狙う。

 つくば秀英はエース羽富玲央を欠く中、中郷泰臣が春の県大会2試合で16回を投げ、失点1と安定。勝負強い打線の復調がカギだ。関東大会出場の境や藤代の公立勢は接戦に強い。昨夏の甲子園で智弁和歌山に勝ったバッテリーが残る霞ケ浦、打力がある水城や明秀日立、好投手・中山優人を擁する水戸啓明なども上位をうかがう。

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