第107回全国高校野球選手権奈良大会(前年優勝校 智弁学園 前年参加チーム数34)
選抜大会に出場し、春の県大会も制した天理が軸となる。投手陣は下坊大陸、伊藤達也の二枚看板に加え、春の県大会決勝で橋本桜佑がノーヒットノーランを達成するなど、厚みが増した。
追うのは奈良大付。ともに直球が最速140キロ超の杉山竜之輔、新城楓雅を擁する。春の近畿大会では打線も集中力を発揮し、4強に進んだ。
大会3連覇がかかる智弁学園は秋、春と結果が出なかったが、昨夏4番を担った中道優斗ら甲子園経験者が多く残り、巻き返しを図る。
秋、春と連続で近畿大会に出場した奈良や、春の県大会で智弁学園にコールド勝ちした畝傍など、公立校の躍進にも注目が集まる。