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山下知事を前に意気込みを語る赤埴主将(左)=2025年3月10日午後4時11分、奈良県庁、周毅愷撮影
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 第97回選抜高校野球大会に出場する天理の主将や監督が10日、奈良県庁で山下真知事らを表敬訪問した。知事らから激励を受けた主将たちは、3年ぶり27回目の出場となる甲子園での活躍を誓った。

 天理は2人の主将がチームを引っ張る。その一人、永末峻也主将は「感謝の気持ちを忘れずに、どの相手が来ても自分たちの野球を貫く」と決意を語ると、もう一人の赤埴幸輝主将は「練習してきたことを十分に発揮して、一戦一戦やっていきたい」と意気込んだ。藤原忠理監督は、「声援に応えられるよう、上位を目指したい」と抱負を語った。

 山下知事は「甲子園で勝ち進むことを期待している。気持ちで負けず、正々堂々と戦ってほしい」とエールを送った。中野雅史議長も「県代表としての誇りを持って、力と技を存分に発揮してほしい」と選手らを鼓舞した。

 大会は18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。天理は20日に山梨学院と対戦する予定。

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