第107回全国高校野球選手権和歌山大会(前年優勝校 智弁和歌山 前年参加チーム数36)
今春の選抜大会で準優勝した智弁和歌山が一歩リードしている。投手陣は140キロ台中盤の速球を持つ渡辺颯人と宮口龍斗の両右腕が軸。春の県大会は渡辺を一度も登板させずに優勝した。5試合で計41得点の破壊力のある打線も健在だ。
市和歌山は選抜の1回戦で、優勝した横浜(神奈川)と接戦を繰り広げた。エース土井源二郎の復活がカギを握る。春の県大会で18年ぶりに決勝進出した星林は、最速144キロの右腕・則藤瑞起がチームを引っ張る。昨春の選抜大会に出場した耐久や、秋季近畿大会に出場した和歌山東も上位をうかがう。