広島商―瀬戸内 広島商をサヨナラで破り、喜ぶ瀬戸内の選手=2025年7月20日、電光石火、遠藤花撮影

(20日、第107回全国高校野球選手権広島大会準々決勝 広島商0―1瀬戸内)

 今春の選抜大会8強の広島商が20日、広島大会準々決勝で敗れた。

 両者無得点で迎えた九回裏、1死一、三塁からサヨナラの適時打を浴びた。

 広島商は、全国選手権大会で6度の優勝を誇る強豪。昨夏まで2年連続で広島大会の決勝で広陵に敗れ、準優勝だった。

 今年の選抜大会後の県の春季大会は2回戦で敗れて、シード権をつかむことはできなかった。

 夏は2019年以来、24回目の全国選手権大会出場をめざしていた。

再三の好機も得点できず

 広島商は三回から六回までの毎回、得点圏に走者を進めたが、後続を断たれた。四回には、中軸の連打などで1死一、三塁の好機を作ったが得点できなかった。西村銀士主将(3年)は試合後、「チャンスで1本出なかったのが敗因」と語った。

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