昨夏の第106回全国選手権広島大会で優勝を決め、抱き合って喜ぶ広陵の選手たち=2024年7月27日、マツダスタジアム、上田潤撮影

 第107回全国高校野球選手権広島大会(前年優勝校 広陵 前年参加チーム数86)

 昨秋の明治神宮大会で初出場ながら準優勝し、今春の選抜で23年ぶりに8強入りした広島商が軸となる。3年連続の夏の甲子園を狙う広陵、春の県大会で広陵を破って初優勝した英数学館が対抗する。

 広島商の投手陣は、徳永啓人と大宗和響の左右二枚看板に加え、制球力が武器の片岡虎士らがそろう。打線上位には西村銀士、菅太一らが並び、足技や小技を駆使する。

 広陵は制球力の良い柴田翔大と速球派の相原知希を中心に堅守を見せる。英数学館は最速147キロの右腕藤本勇太が、春の県大会全5試合を完投した。秋春の県大会4強の盈進、初の甲子園を狙う尾道も注目だ。

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