選択的夫婦別姓制度を導入する立憲民主党の要綱案を手渡す辻元清美議員(右から3人目)ら=2025年4月15日午後2時26分、国会内、南有紀撮影

 立憲民主党は15日、選択的夫婦別姓制度の導入をめぐり自民党の推進派議連と面会し、党が取りまとめた法案の要綱を提示した。自民は導入への賛否が割れており、党内論議が停滞しているものの、議連の井出庸生事務局長は会合後、「より多くの合意形成を得たいという思いで取りまとめたことに率直に敬意を表したい。議連としても実現に向けて力を尽くしたい」と述べた。

 立憲は8日に「子の姓」を決める時期を「婚姻時」とする要綱を固め、今月下旬の法案提出を目指して与野党に賛同を呼びかけている。

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