立憲民主党の野田佳彦代表は2日の記者会見で、選択的夫婦別姓の導入をめぐり国民民主党が立憲案とは別の法案の提出を検討していることについて、「独自の案ではなく、大同団結して一緒に賛同・協力してほしい」と述べた。立憲案が衆院で過半数の賛成を得るメドが立たない中、協力を強く求めた形だ。
野田氏は「(国民民主は昨秋の衆院選で)選択的夫婦別姓を公約に掲げていた。それが基本では」とも指摘した。
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「SNSだけでは逆風の時に大変」
国民民主などがSNSの発信を強める中、会見では野田氏が重視する「朝の街頭活動」の効果も問われた。野田氏は「私は今日もビラを配ったが、愛読者は20代、高校生も出てきている。これは重要。(直に接した支持者は)逆風の時も我々を見捨てない」と主張。その上で「SNSだけでやっていれば、いつか逆風が来る時、大変なことになるのでは」と指摘した。