衆議院で審議入りした選択的夫婦別姓の導入法案について説明する野党議員ら=2025年6月5日午前11時10分、東京都千代田区の衆院第2議員会館、伊木緑撮影

 28年ぶりに衆議院で審議入りした選択的夫婦別姓法案について、戸籍の記載方法は野党が提出した3案でどう変わるか、各案の狙いや違いを説明する緊急集会が5日、衆議院第2議員会館で開かれた。法案が採決に至るかは未定だが、制度導入を求める識者からは、立憲民主党と国民民主党の案が「一本化できるのでは」との声も上がった。

 制度の実現をめざす一般社団法人「あすには」が主催し、野党国会議員らが出席した。

 立憲民主党が提出した法案は、1996年の法制審議会の答申案を踏襲。子どもの姓は婚姻時に定めることにしている。

 鎌田さゆり衆院議員は「今回…

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