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 5年に1度の年金制度改革で、遺族基礎年金も見直されます。新しい制度の内容について解説します。

 もともと遺族基礎年金は、基礎年金に加入している人や、基礎年金の受給権のある人が亡くなった場合などに、子(18歳の年度末に達するまで、以下同)がいる残された配偶者か、亡くなった人の子自身が受け取る。

 子が18歳を迎えた年度末以降は、遺族基礎年金の受給権がなくなり、子も配偶者も遺族基礎年金を受け取れなくなる。

写真・図版
参院本会議で、公的年金の制度改正を盛り込んだ年金関連法が可決、成立した=2025年6月13日午前11時5分、岩下毅撮影

 額は、通常の基礎年金の受給…

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