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ヨークパーク1階の「ヨークベニマル」の鮮魚コーナー。水槽を設置した初の店舗で、活魚も扱う=2025年3月13日、福島県郡山市西ノ内2丁目、斎藤徹撮影
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 総合スーパー「ヨークベニマル」(本社・福島県郡山市)が運営する大型商業施設「ヨークパーク」が14日、郡山市西ノ内2丁目にグランドオープンする。県内初出店を含め35の店舗が入り、市中心部に新たなにぎわいを生む施設となりそうだ。

 ヨークパークは地上5階の大型商業施設。1階には県内随一の豊富な品ぞろえとなるヨークベニマルや軽食店、衣料品大手「ユニクロ」が入る。2階に生活雑貨「ロフト」、3階にコスメ・ドラッグ「アインズ&トルペ」、4階には「くら寿司」など飲食店が入るほか、子どもが遊んだり赤ちゃん連れの客が休憩したりできるゾーンもつくった。

 「世代を超えて集うコミュニティの場」をコンセプトに、昨年5月に閉店したイトーヨーカドー郡山店を、同じ「ヨーク・ホールディングス(HD)」傘下のヨークベニマルが引き継ぎ、全面改修した。

 13日に記者会見した同社の大高耕一路社長は「一つの建物で日常の買い物すべてができるよう多彩なテナントを取りそろえた。お客様にはまさに『公園』のように、楽しい時間を過ごしていただけたら」と話した。

 同じく会見したヨークHDの石橋誠一郎社長は、同社株式の6割を保有する米投資ファンド「ベインキャピタル」の知見をいかしながら、イトーヨーカドーなどGMS(総合スーパー)の再成長を図っていくとの経営戦略を説明。「ヨークパークを、これからのGMSのモデルとなるような施設にしていきたい」と語った。

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