部員6人。出場団体中最も人数が少なかった静岡県立三島北高音楽部が、8月末の関東合唱コンクール県大会(県合唱連盟、朝日新聞社など主催)の高校部門でトップとなり、今月20日に新潟市で行われる関東大会への出場を決めた。仲良し6人組が息を合わせて練習に励んでいる。
部員は全員が2年生の女子生徒。高校に入って合唱を始めたメンバーばかりだが、県大会では曲に合わせて体を動かしながら豊かに歌い上げ、大学職場一般部門を合わせた全体でも2位の好成績だった。
ソプラノ、メゾソプラノ、アルトのパートに2人ずつ。望月琴美さんは「人数が少ない分、一人一人が倍の声量で歌わないといけないけど、合わせやすい面もあります」。全体練習では、1人が聞き役に回り、「ここは声量をもっと」などと意見を出しながら練習することもあるという。
同部では、曲から浮かび上が…