文武両道を掲げる東京都立小山台高校は、各界の著名人が数多く輩出している。高校での3年間は、その後の人生にどのような影響をもたらしてきたのか。2024年のパリ五輪ラグビー7人制女子日本代表の三枝千晃さん（28）と、作曲家でピアニストの松下倫士さん（41）に聞いた。
高校思い出クリック～青春群像記～
高校をシリーズで紹介する企画。今回は東京都立小山台高校の1回目です。
ラグビー7人制女子 三枝千晃さん
高校で初めてラグビーを経験し、「とにかく楽しい」と思ったことが始まりでした。あの出会いがなければ違った人生を送っていたと思うと、不思議な気持ちになります。
学校の先生になりたい、部活も勉強も頑張りたいと考え、小山台に進学。（いわゆる部活動の）「陸上競技班」で短距離や砲丸投げに打ち込みました。勉強は大変でしたが、陸上班の仲間とテスト勉強をしたり、ご飯を食べに行ったり。何事にも全力で取り組み、濃密な時間をすごしました。
3年生の体育の授業で初めて…
