集英社がバックに付いてるからやりたい放題、有名ジャンプ作品のパロディーをこれでもかと詰め込んだ劇場版「僕とロボコ」が公開中です。大地丙太郎監督にインタビューしました。
「僕が好き勝手やったわけじゃなくて、基本的にオファー通りです。ただ、昭和ロボコが野沢雅子さんに決まってからは絵コンテの筆が滑ったというか、走ったというか(笑い)。怒られたら直せばいいや、と思いつくままネタを盛りました。結果は、ほぼ大丈夫」
原作は、集英社「週刊少年ジャンプ」で宮崎周平さんが連載中の人気ギャグマンガ。大地さんは2022年のテレビアニメ版も手がけました。超高性能メイド型ロボットが普及した世界で、平凡で心優しい少年ボンドの家にやって来たロボコは、家事がまるでダメだがとんでもない戦闘力を持ち、騒動を巻き起こす。劇場版は流行のマルチバースに乗っかり、異世界のロボコたちがボンドの前に出現します。
腕がゴムみたいに伸び縮みしてパンチを繰り出す「王道バトルの世界線から来たロボコ」は、声を「ワンピース」の主人公ルフィ役などで知られる田中真弓さんが担当。主演映画が興行収入200億円とかで、本家ロボコは「200億さま」とあがめます(へつらうとも言うか)。
「本格SFアクションの世界…