北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、同国北西部の大規模な洪水被害についてロシアのプーチン大統領が見舞いの意と人道支援の用意を伝えた、と報じた。金正恩(キムジョンウン)総書記は謝意とともに、今後復旧を進める過程で必要になればロシアに支援を求める考えを示したとしている。
北朝鮮では7月下旬の大雨により、北西部の平安北道などで大規模な洪水被害が発生したと伝えられている。
同通信によると、プーチン氏は復旧に向けて「人道主義的な支援」を速やかに提供する用意があると表明した。これに対し、金氏は「最も困難な時に、真の友人に対する特別な感情を十分に感じることが出来た」と謝意を表明。被災地の復旧へは国家的な対策が講じられ、計画に基づいて事業が進められるとしたうえで、「その過程で助けが必要になる時には、モスクワに助けを求めるだろう」と述べたという。
北朝鮮は、共に米国やその同…