造幣局(大阪市北区)で28日、製造した貨幣の重さが適正かを量る「貨幣大試験」が行われた。1872(明治5)年に始まり今年で153回目。木製の棚に収められた金色のてんびんや分銅など伝統的な用具を使い、儀式の色合いが強い。

 試験の対象はこの1年に製造された貨幣で、1~500円硬貨のほか、大阪・関西万博の記念貨幣など。すべて基準を満たしていることが確認された。

 年に1度の伝統行事。会場に…

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