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四回裏、福岡西陵の三塁走者・入江選手が本塁を狙うもタッチアウト=2025年7月5日午後1時36分、久留米市野球場、山本達洋撮影

 (5日、第107回全国高校野球選手権福岡大会1回戦 浮羽工4―8福岡西陵)

 3点をリードしていた浮羽工は、六回裏無死一塁からボークで進塁を許した。名嶋正信監督は「投手の中村は冷静でほとんどボークを出さない。そこから流れが大きく変わった」と振り返った。この回、福岡西陵の打線につかまり、失策も絡んで5点を失った。

 試合は4点差で敗れた。ただ、名嶋監督は「選手たちは記憶に残せる試合ができたと思う」と笑顔でうなずいた。

 江藤悠己主将(3年)は「力を出し切れず、悔いが残る。今までついてきてくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです」。涙ながらに語った。

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