プロスポーツの拠点を中核にした長崎スタジアムシティ(長崎市幸町)が開業して半年が過ぎた。サッカー場やアリーナ、ホテルなど「非日常」の場と、オフィスやスーパー、学習塾など「日常」とが融合した駅近の施設に、昨年10月の開業から約250万人が訪れたという。
「想定通りに人が流れていると感じている」。スタジアムシティを手がけるジャパネットホールディングスの高田旭人社長は、4月1日の記者会見で手応えを語った。
週末は約2万~3万人が来場。平日も平均約9千人が訪れている。併設するホテルの稼働率は、5~6割になる月も増えてきたという。
福岡や海外、誘客が課題
スタジアムシティの事業費は約1千億円。同社は「民間主導の地域創生」と位置づけており、長崎のまちにあふれるほど人を集めることを目標にしている。
今後はスポーツ以外の音楽イ…