関東大震災の発生から102年となる1日、犠牲者たちを悼む場所が各地に設けられ、式典が開かれた。当時は地震による被害だけでなく、「朝鮮人が略奪や放火をした」といったデマによって朝鮮人らが殺害される事件が相次いだ。
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東京と埼玉の計3カ所で、犠牲者を追悼し、地域の記憶や記録に向き合う人たちの1日を追った。
朝鮮人犠牲者の追悼式典が開かれる東京都墨田区の都立横網町公園では、式典が始まる前の午前9時ごろには、追悼碑の前に花や酒が供えられていた。
周囲には3メートルほどの白…
